文豪ストレイドッグス×文房具カフェ デザイン

どこかミステリアスで大人の色気を感じさせながらも、チャーミングな二面性を持つ「文豪ストレイドッグス」のキャラクターの魅力を活かしたデザインを行いました。


EXLIBRIS(蔵書票)モチーフ

蔵書票のデザインに使われることの多い、イギリス発祥のアーツ・アンド・クラフツからアール・ヌーボー、さらにアール・デコの要素を組み入れて、キャラクターの造形や美しい表情などをより魅力的に見せるデザインを目指しました。

ペンはそれぞれのキャラクターをイメージして文房具カフェが考えた架空のものです。

「世界のあらゆる文学とストレイドッグスが、ふと繋がっているかのように感じられる場所」というコンセプトから、EX LIBRIS(蔵書票)や架空のペンをモチーフとして表現しました。
また、「この世界に存在する、あるいは存在した、すべての本が並ぶ書架が永遠と続いている」というコンセプト文をヴィジュアル的に表現しました。


○EXLIBRIS(蔵書票)とは

15世紀、グーテンベルクの活版印刷術が発明される以前の手写本時代、非常に高価で希少性の高かった書物の所有者を明示するために、見返し部分に貼られた小紙片がEXLIBRIS(蔵書票)です。
「EX LIBRIS」はラテン語で「誰それの蔵書から」という意味を持ちます。
一般的には美しい絵や図案、紋章などと共に、所蔵者の名前や居住地などが記載されています。


HOLY TOWN(聖なる街)モチーフ

美しいキャラクターのシルエットや表情と、各キャラクターの持つ神秘的な雰囲気を表現するために、雪が降る聖なる街を表現しました。
しなやかな曲線と美しい色彩のアール・ヌーヴォー調のデザインに、キャラクターの名前を幾何学的に組み合わせたモチーフを合わせて、神秘的で不思議な世界観を表現しました。